プロカメラマンになるには概念というもの持つことが大事なことである
毎日新しい言葉や初めて行く撮影地にであい、全てのクライアントにたいする現像法も納品方法も違う
前回の■は次回には■ではないのだ。全て異なる事象を一つ一つ覚えていても次々新たなモノ・言葉・名称・現象が出てくるからには絶対追いつかない
●+
●=
●であるのか●+●=●
●であるのか・・・
もうそこには概念・システム・イメージ・記号というものでしか未来はありえない
決してカメラ技術やパソコンスキルだけではないのである・・・どの職業もそうか!
そんなエクランに入社して1年のcabyちゃんはあらゆる条件下何百という仕事を見てさらには社外の人には絶対見ることのできない数万コマの生写真を見て(アナログ・デジタル問わず)きた。
そうして今日は某雑誌の一つの企画を任されるという仕事が発生した。一年の総決算でもある
雑誌の撮影というのは楽しくやりがいもあり自らの作業で写真が生まれてくる
一つのテーマの中でどれだけ自由に撮影できるかが楽しいのだ。まったく縛りのないなにをしても良い仕事などないのだが・・・
会社経営的にはほとんど利益なんて出ないが・・・次の仕事に繋がるだろう
しかもカメラマンに求められる作業ははてしなく広い
時間や時刻、ロケハンから資料作り。移動手段や機材管理
写真光学的なことから編集者とのコミュニケーション力
理不尽な要求や予期せぬ気象、途切れぬ集中力と体力
なによりも極端な話モデルさんや編集さんが倒れようと必ず写真は撮影し安全に持ち帰らなくてはいけないのである
今日の雑誌6ページを埋め尽くす仕事でまた一つ新たな概念というものを与えてもらったであろうか
必要な機材や思考を与え才能を圧縮して必要な時に解凍しさらに責任をとるのが社長のエクランの仕事なのだから、若い人達は自由で楽しくカッコイイ写真を常に求めてほしい。
そんな撮影を小雨ふる神戸でがんばって撮影してきたcabyちゃんにはオスカーを手渡そう!!