もう2年前に作りかけていてそのまま忘れていた、久々の昭和スナップ
神戸市と明石市にまたがる明舞団地に住んでいたのは幼稚園〜小学校1年までの2年ほどだった
実物大の動物が置いてある松ヶ丘公園は好きでよく遊びに行っていた場所
仕事で明石に寄ったときに今はどうなっているのか見に行ってみた
公園の上に登ると遠くに淡路島が見える場所だったがもう森
真ん中に写っている高いビルは明舞センターと呼ばれて、現在は再開発中
柔道着(空手着?)を着たガキ達が登って来るところを待ってシャッターを切る
そんなエクランも40年前はガキだった
親子の実物大の象は結構登るのが難しくてなんども落ちた思い出がある、もちろん現在ではそんな危ない遊具(?)が残っているはずもなく、仔象のみ
一番背の高いキリンはなくなっていたがサイと共に健在だ
背後の住宅も新しいマンションタイプに改築されている
シマウマも3頭健在
シマウマの横には、昭和41年(1966年)に移設された多聞古墳群の一つである松ヶ丘古墳
この辺は古墳群や遺跡を潰してできた造成地なのだ
いかにも高度成長期の「株式会社神戸市」ともてはやされた時代だ
柵の隙間からカメラを入れて撮影して見た
樹木も大きくなったなぁとか思いながらドングリを拾う
分かりやすいのかよくわからないのか?観光協会の不正確な大昔の地図や
水道の水を持って帰る人がいるのか?的な看板が香ばしい
そんな古墳群を潰して作った団地なので、何やらおかしな事件が多く、明舞センターの一角には作られた龍人さんがあるのだが
再開発でどうなるのだろう由緒書があったので記録しておこう
『由 緒
垂水には古代の縄文時代より人が定住し、狩口台一帯に弥生時代の豪族の墳墓が多数ありましたが、昭和四十年、明舞団地造成の際に、古墳はほとんど取り壊された。
その中の代表的な古墳の一基が現在の松が丘公園の北西に復元され、奉祀されてあります。
この石は古墳石の一部であると思われます。
住宅に入居後二十余年の間に不思議な現象が続出し、多数の方が体得し、守護されてまいりました。
古墳石を敬いてこの座に移し、鎮め、懇に霊を弔い、住民の安全と加護の守護神として崇め奉祀しました。
平成二年六月吉日 祈 願 有志一同』
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