cabyさんがパリで動画も撮ってきたとのことで「imovieのちょっと賢い使い方」を今回はBGMやSEなどの音関係の操作をメインに伝授。
BGMをドラッグしてタイムライン(iMovieではプロジェクトという)に入れるということはすぐできる、では曲の一部分だけを使うときにはどうしたらよいのか?
残念ながら音声トラックは「クリップの分割」が出来ないのです。そんな時には
●[クリップのトリム調整]を使ってBGMの長さを調節する
1.オーディオトラックを選択して(黄色い枠の部分)
2.[クリップのトリム調整]
commond+Rを開いて
3.始点・終点(in点・out点)を決める(それ以外がトリミングされる)
[クリップのトリム調整]は当然ビデオトラックにも使える
in・out点はマウスで操作のほかカーソルキーで微調整したり、もう少し高度に使うにはマーカーを打ち込んで(ビートマーカー)おいて使うのもよし.
●映像に含まれた音声トラックを切り離して、imovie サウンド・エフェクトに入っているものを使って別の音をいれてみましょう。
1.ツールバーの
[編集]→[オーディオを切り離す]
2.切り離されたオーディオ(音声)を削除
[delete]
3.別の音声(何処にあってもいい)をタイムライン上のビデオクリップにドラッグ 結果的に音声のみがカットアウェイされているわけだ。
黄色い枠に選択された「Thunder und Rain」が映像トラックに追加された状態
もちろんここでも上記の
[クリップのトリム調整]は使える
このネタ作るのに久しぶりにiMovie開いて遊んでいたらデュアル・モニターにも対応しているそうだ!しらなんだ!
ほとんどの操作がマウスということで数字を打ち込んで使ったり、3点ポイント編集4点ポイント編集がないなどのもう少し高度な編集ができないが、まあそれが必要になったらFCPなりPremireなりを導入すればよいのだ。
オマケでここまで遊べたら優秀ではないだろうか。ブレ補正ソフトの効きもFCPのsmothcamより使いやすい。
●便利なショートカットを数点
直前の操作を取り消す
[コマンド+Z](photoshopと同じですね)
トリミングツールを開く
[コマンド+R] 選択範囲を再生する
[ /(フォワードスラッシュ)] 選択したイベントまたはオブジェクトを先頭から再生する
[\]
「ビデオ調整」ウインドウを開く
[V]
「オーディオ調整」ウインドウを開く
[A]
切り取り、回転、Ken Burns エフェクトエディタを開く
[C] 選択したイベントまたはオブジェクトをフルスクリーンで再生する
[コマンド+U]
ミュージックとサウンドエフェクト」パネルを開く
[コマンド+1]
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