ちょっと寒くなってきたのでTシャツを2枚重ねにしているエクランです。
最近ブログでの私の露出が増えて(面がわれている)イベント会場などで知らないカメラマンなら「ブログ読んでますよ!」とか、「今日はキャビーちゃんはいないのですか?」(cabyはカビーと読むのですが・・・)などと声をかけてくる人がいる。インターネットって怖いよね♪
あろうことかSMZさんという難波の某結婚式場に勤める広報マンからの昨日のコメントに驚いた!!
SMZさんのブログは若いフリーカメラマンは是非熟読してほしい!本職のカメラマンではないが、その目的意識や機材の取り回しはもうプロカメラマンの域であり氏のブログを読む限り研究や切磋琢磨、実験とプロカメラマン以上の勉強をしているのが伺える。
「デジタルになったからできるよね」などという人がいればそれは間違いである。江戸終わり~明治にかけての昔の写真師達は化学や科学を自己研鑽して写真を勉強していったのだ!牛の髄液からゼラチンをとりだしたり硝酸銀を還元していたりしていたのであって、最初からフィルムが存在していた時代になって「高感度のリバーサルフィルムになったからできるよね」というのと同義語である。
なにより一番恐ろしいコメントはヨドバシカメラで私が目撃されたことである!
店員イジメをしていたのが見られたのか?はたまた鼻くそいじりながら月刊カメラマンを熟読している時に遭遇したのか?
あ~60Dで遊んでいてレンズを落としそうになったのを目撃されたのか・・・・恐ろしい・・・・
今カメラマンにとって最大の敵は氏のような研究熱心な広報マン達や会議室の隅で商品撮影をしている楽天担当社員たちなのだ!!
間違ってもブログでこんなセッティングでこんな露出で簡単に撮影できるよ!
なんて敵に塩を送るようなことはしないでおこう!!
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さて今日は恒例の料理専門学校で料理撮影
レシピ写真ではガスの青白い炎を活かさねばならない(スポンサーが某ガス会社なのだから)
動きのある調理風景をサクッと鍋を振ったりフランベの写真はスローシンクロが望ましい。
トップからの傘バン1灯(油で汚れるので専用傘)露出はガスの炎を活かすためやや高感度(ISO800)絞りはF9.5~F11にしておいてシャッタースピードは1/10位にしておくのがミソ!!部屋の照明は最低限に落とし、「サツエイ」の掛け声と同時に全照明を落とせば(消せば)OK!
三脚は在ったほうが良いが無くてもいい。